さかいせいじょう
境製畳有限会社
畳について
畳替え
畳だけに限らず床材は基本的に消耗品と言われております。どんな床材でも年月が経つに従って劣化が始まります。 しかし、畳は他の床材と違って同じ畳をメンテナンスすることで長く保つことができ、大変便利です。
新調
床・表・縁を全て新品にすることです。長年使用し、畳床のクッション性が失われてしまった畳は、新調して新しい畳と交換することになります。大切に使うことで畳は約10年程快適に使用できると言われております。
表替え
既存の畳床はそのまま再利用し、表・縁を新品にすることです。見た目は新しく、い草の香りがお部屋に広がります。畳床は交換しないため踏み心地は大きく変わることはございません。痛みや汚れがどうしても気になる場合は畳新調を御検討することをお勧め致します。新しい畳を使用し始めて一般的には、4~5年後が表替えのタイミングとされておりますが、状態を見てみなければ分からないことがほとんどです。お住いの環境・日頃のお掃除や畳を使う頻度など条件によっても痛むスピードは様々なのです。
裏返し
表を裏返して踏まれていない面を再利用し、縁を新しくします。
畳のお手入れ
天気の良いカラッとした日は窓を開け、風を通しましょう。
窓を閉め切り空気の循環を止めてしまうと、カビなどの発生原因となります。
乾いた柔らかいタオルや雑巾で畳の目に沿って拭いて下さい。
い草の持つ油分で美しい艶が出ます。
水拭きや湿式タイプのモップの利用は、カビや変色、傷みの原因となります。
畳の目に沿ってマメにお掃除して下さい。
食べこぼしやホコリ等、ダニや虫の発生原因を除去します。
防虫目的で畳へ直接挿し込むタイプの殺虫剤を使用すると畳本体を傷めます。
畳の目に沿って掃き出します。目に入り込んだホコリ等を畳を傷めず除去でき、適度な摩擦で艶も出ます。
粘着ローラーでのお掃除は、畳表面のささくれや毛羽立ちの原因となります。
畳は呼吸しています。畳の上にジュウタンやカーペットを敷かないで下さい。湿気やホコリ、ダニやカビの発生原因となります。どうしても必要な場合はこまめにあげて、換気とお掃除をして下さい。
敷物の敷きっぱなし、万年床はカビなどの発生原因となるだけでなく畳自体も傷みます。
(全日本畳事業協同組合)